最近どんどん物の値段が上がっているのに、猛暑で電気代も心配で・・・
毎日ほんとに暑い日が続いていて、エアコンが欠かせないよね。
この前まで光熱費の補助があったから少しは助かってたんですけど、それも終わっちゃいましたよね。
そんなあなたに朗報があるんだよ!なんと、8月からまた電気代・ガス代の補助が始まるんだよ!
そうなんですか!?それはとっても助かります。でも、どんな補助なんですか?
それでは今回は、8月からの光熱費の補助金について詳しく解説するね!
光熱費補助の目的は?
電気代・ガス代の補助は、2023年1月から2024年5月まで実施されていました。確かにしばらく、光熱費がちょっと安いかんじがしていましたよね。
でも、2024年6月以降、この補助は無くなってしまっていたんです。
ところが、2024年の夏は例年よりも暑い!ことが予想され(実際かなり暑いですよね)、それに加えての物価高で、政府はこの補助を再開することにしたんです。
そのため、今回の補助は「酷暑乗り切り緊急支援」と言われています。
光熱費補助の内容は?
電気代・ガス代の補助金は、2024年8月使用分からもらえます。
電気代の補助金がもらえる対象は、低圧契約の一般家庭・企業、ならびに高圧契約の企業です。個人だけでなく、企業ももらえるんですね。
ガス代の補助金がもらえる対象は、年間契約量1,000万㎥未満の一般家庭・企業などです。こちらも、個人だけでなく企業ももらえるんですね。
しかし、プロパンガスを使用している家庭や企業は対象外です。
期間は、2024年10月使用分までとなっていて、11月以降の継続は未定となっています。今のところ決まっているのは8・9・10月の3か月だけということですね。
いくら補助金がもらえる?
今回の補助金は、8月9月と10月で金額が異なります。
各補助金の金額は次のとおりです。
実際どれぐらい補助金をもらえる?
それでは実際、どれぐらいの金額がお得になるのでしょうか。
あるデータによると、真夏の電気使用量は300kWhといわれています。この場合、2024年8月~9月は、300×4円=1,200円、10月は300×2.5円=750円補助してもらえることになります。
ガスの使用量は10㎥とすると、2024年8月~9月は、10×17.5円=175円、10月は10×10円=100円補助してもらえることになります。
もちろん、家族構成や生活スタイルによって異なるので、それぞれのご家庭の電気やガスの検針票を見て、実際にどれぐらい補助してもらえそうか確認してみてください。
手続きは?
それでは、この補助金をもらうために、何か手続きは必要なのでしょうか?
結論から言うと、今回の補助金をもらうために、特別な申請は必要ありません。
補助金の対象となっている場合は、自動的に電気代・ガス代から値引きされます。手続きなしで補助金がもらえるなんて、なんだかお得ですね。
いくら値引きされたかは、電力会社やガス会社から発行されるご使用量のお知らせなどで確認できるので、8月の使用分について、ぜひ一度確認してみてください。
そもそも節約するには?
今回ご紹介した補助金は、とても嬉しいものですよね。でも、今のところ2024年8月~10月までの3か月しかもらうことができません・・・
なのでもう少し根本的に電気代とガス代を節約してみるのはいかがでしょうか?
そこで電気代とガス代を節約する方法をご紹介します。1つずつの節約方法で節約できる金額は少しかもしれませんが、ちりも積もれば山となります。ぜひ次の節約方法を参考にしてみてください。
電気代の節約方法7選
①電気料金の支払い方法を見直す
電気代を毎月コンビニなどで、現金で支払っていませんか?口座から自動引き落としにすることで毎月の電気代から少し値引きされる電力会社もあります。
クレジットカードで支払えば、クレジットカードのポイントがつきます。
電気代は毎月必ずかかるものです。支払方法を見直して、お得な方法に切り替えましょう。
②古い電化製品を買い替える
最近の電化製品は、省エネ性能が高くなっています。購入する際にまとまった資金は必要ですが、古い電化製品は結構電気代がかかるものが多いので、買い替えを検討してみるのもいいでしょう。買い替えの時期によっては、買い替えることで自治体から補助金をもらえることもあります。
どんな補助が実施されているかは、自治体に確認したり、家電量販店で聞いてみることをお勧めします。
③電化製品のお手入れをこまめに行う
エアコンや空気清浄機、換気扇のフィルターは、目詰まりすると余計に電力を消費します。そのため、電化製品のフィルター類は面倒ですが、こまめにお手入れをしましょう。
④照明をLEDにする
家中のいたるところにある照明ですが、蛍光灯を使ったりしていませんか?蛍光灯とLEDでは電気代に年間でかなりの差がでます。購入費用を考えると蛍光灯の方が安いですが、LEDの寿命は蛍光灯よりも長いので、LEDを購入した方がお得です。
また、電球は切れると取り替えるのが面倒ですよね。LEDにすることで、取り替える頻度も減らすことができてラクチンです。
⑤エアコンの使い方に注意する
エアコンは自動運転モードを活用しましょう。風量を「自動」に設定することで、設定温度に到達するまでの消費電力を抑えられます。
エアコンは室内を一気に冷やす際に多くの電力を使用するので、30分ぐらいの外出であれば、つけっぱなしにしておいた方がお得です。また、設定温度は夏場1℃高くすると約13%の消費電力が削減されるとのデータもあります。サーキュレーターなども活用して、28℃ぐらいの設定がいいかもしれません。
夏場にサーキュレーターを使用する際は、エアコンの下に置いてエアコンと同じ風向きにすることをお勧めします。
⑥冷蔵庫の使い方に注意する
冷蔵庫は、庫内の温度を冷やす際に多くの電力を使います。その為、冷蔵庫のドアを開け閉めする回数をなるべく減らしましょう。さらに、「開けたらすぐ閉める」を徹底することで、消費電力を抑えられます。
また、温かいものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまい、それを冷やすために多くの電力を使ってしまいます。食品を冷蔵庫に入れる際は、しっかり冷ましてから入れる様にしましょう。
また、冷蔵庫内は食品を詰め込まないようにする一方で、冷凍庫はそれぞれの冷凍品が庫内を冷やす役割を果たすので、ぎゅうぎゅうに詰めることをお勧めします。
⑦洗濯機の使い方に注意する
汚れた洗濯物を見ると、ついつい毎日お洗濯をしたくなってしまいますよね。でも、お洗濯は洗濯機の容量の80%ぐらいが一番お得です。80%にたまってから、まとめてお洗濯をするようにしましょう。
また、洗濯機は洗濯モードよりも、乾燥モードの時に電気を多く使用します。お洗濯から乾燥まで、洗濯機に一気にお願いしたい気持ちをぐっとこらえて、外に干せる時は外に干して乾かしましょう。
ガス代の節約方法4選
①お湯を沸かす際はガスコンロよりも電気ケトルで
お湯を沸かす際は、ガスコンロよりも電気ケトルを使用した方が安くつきます。ガスコンロで沸かす際は、ガスを止めるまでガス代がかかるので、うっかりしてしまって沸いているのにしばらく火にかけっぱなしということもあるのではないでしょうか。
その点電気ケトルは沸騰したら自動で止まるので、無駄を省くことができます。
②火を使う時間を最小限にする
煮込み料理などをする場合、長時間火にかけることが必要です。それを、圧力鍋を使用したり、保温性の高い鍋を使ったりすることで、火を使用する時間を短くすることができます。
特に圧力鍋は、普通の鍋では1時間ぐらいかかる料理も半分以下の時間で作ることができます。ガス代の節約だけでなく、時短にもなるのでぜひ活用してみてください。
③お風呂の入り方に注意する
給湯温度は低めに設定しましょう。お湯を張った後で水を足している場合などは、最初から低い温度でお湯を張ることで、ガス代の節約になります。
また、お風呂にためる湯量は、少ない方が節約になります。口元がお湯に触れるぐらいたっぷりとお湯を張りたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、肩より下あたりでもゆっくりつかれば十分体は温まります。
追い焚きの回数も、できるだけ少なくしましょう。家族で入る時間をできるだけ合わせることで、無駄な追い焚きを減らすことができます。また、浴槽のふたを使用することで、温度の低下を防げます。
給湯機の自動モードにも注意が必要です。温度が下がると自動で追い焚きをしてしまう機能ですが、しばらく誰も入らないのであれば、無駄な追い焚きを防ぐためにも、自動モードはオフにしましょう。
④シャワーの使い方に注意する
シャワーの場合は、とにかく短い時間で浴びることを心がけましょう。シャワーは、1分間の使用で12リットルのお湯を使っていると言われています。約16分で浴槽1杯分です。
また、シャワーヘッドを節水のものに交換することもお湯の使用量を減らすのに効果的です。節水でないものと節水のものとを比べると、同じ時間シャワーを浴びても、お湯の使用量がかなり変わります。
光熱費補助を利用しつつも根本的に節約する
今回は、2024年8月から再び始まる光熱費の補助金について解説しました。
しかし補助金はいつかは終わってしまいます。そこで、電気代とガス代を根本的に節約してみることをお勧めします。今回ご紹介した節約方法以外にも、たくさんの節約方法があります。
節約はイヤイヤやっても長続きしません。ご自身に合った節約方法を見つけて、長く続けていくといいと思います。